韓国の掲示板の「米国、主力戦闘機F-15の空対空性能が大幅に向上する」というスレッドを紹介します。
米国、主力戦闘機F-15の空対空性能が大幅に向上する
引用:http://www.gasengi.com/
http://goo.gl/7O0zuM
>>>記事の翻訳
米国、主力戦闘機F-15の空対空性能が大幅に向上する
http://goo.gl/gnMsI8
米国空軍の主力戦闘機種であるF-15「イーグル」の空対空能力が大幅に向上される。
中国の航空戦力急増に腐心してきた米空軍が対応策の一つとして、実戦配備されてから40年が経過し、今後2040年代まで運用することにしたF-15の大々的な改良作業を進行中である。
安保専門メディアのナショナルインタレスト(TNI)やスカウトなど米メディアは、関係者の話を引用して、米空軍が中国との対立の中、中国の主力戦闘機である殲-10(J-10)を凌駕し優位を占めるため、F-15の搭載武器や、レーダーなどの改良作業に拍車をかけていると17日(現地時間)報道した。
現在、米空軍はC型及びD型を192機、E型257機など、計449機のF-15を運用中だが、このうちの相当数が1970年代に製造されたままの運用システムを搭載していることが確認された。
これに伴いF-15を今後20年以上を超えて運用する場合、大規模な運用システムの改良作業が必要であるというのが関係者の話だ。
米空軍のスポークスマンは「今後2021年までにF-15C型に「AESA(多機能位相配列)」レーダーの近代化の作業が、さらに2032年までに電子戦装置の改良作業がそれぞれ完了する」と明らかにした。
AESAレーダーは「戦闘機の目」であり、多数の標的を同時に探知して追跡することができる最先端の中核機器である。米空軍がAEASレーダーと電子戦装置の改良に乗り出したのは、中国が過去数年の間に、著しい技術力に支えられ、J-10の性能をF-15に迫るレベルにまで引き上げ、これに対する危機感からくる判断だ。

F-15改良作業の中で目を引く、もう一つの点は、既存のコンピュータシステムを最新型「ADCPII」と交換する部分である。
F-15の製造企業であるボーイング関係者は「ADCPIIは、毎秒8700億の演算速度で指示を処理することができ、パイロットに、はるかに迅速かつ正確な任務遂行能力を提供することになる」と明らかにした。
最適化された攻撃で自分自身を守るために、次世代の電子戦システムである「EPAWSS」装着作業も行われる。
このシステムを使用してF-15の脅威を確認した後、回避または詐欺、電波妨害技などで自身を守ることができるとボーイングの関係者は説明した。
また遠赤外線探知と追跡が可能なIRSTなど電子戦で優れた性能を発揮する先進的な技術も適用される。
搭載武装能力も大幅に向上する。
サイドワインダー空対空ミサイル、スパロー中距離空対空ミサイル、AIM-120アムラームミサイルなど、現在8発搭載可能な空対空ミサイルを、最大で16発まで搭載することができるように改造する。
また今後実戦配備される最新型の武器を統合して運用することができるようにする作業も進めることにした。
F-15改良事業を指揮するボーイングのマイク副社長は「F-15は、今後「フライバイワイヤ」と呼ばれる一種の自動飛行制御システムを備えることになる」とし、これにより速度改善と安定性を確保することができると強調した。
これと共にパイロットが着用するデジタルヘルメットの性能改良、レーダー捕捉率減少、限定的なステルス性なども追加する予定である。
空軍関係者たちもF-15を、F-22ラプターやF-35ライトニングIIなどの次世代ステルス機のための支援任務を円滑に実行するため、さまざまな革新的な改良作業が行われると述べた。
米空軍軍需司令部所属のマイケル准将は、米空軍がF-22機数不足の補完策として、F-15の寿命を2040年代まで延長する計画を策定し、先行して機体疲労検査を開始したと発表した。
米国は当初670億ドル(74兆ウォン)の予算を投入して749機のF-22機を生産する計画だったが、運営コストを含めると、1機当たり4500億ウォンを軽く跳び越えるという計算のため、2009年ゲイツ国防長官の指示で2012年度引渡し(187号機)を最後に生産の停止命令を下した。
F-15の代替機としてF-22を投入することに決定した米空軍は、これまで試験機を含めて195機のF-22を確保した状態で、そのうち143機を実戦部隊に配備した状態だ。 >>>管理人補足
これ以前にお伝えした「ボーイングが提案するF-15の改良型「F-15 2040C」を見てみよう ⇒ これは良いものニダ! ぜひ韓国も導入したい! by 韓国の反応」と関連したニュースですね。
しかしボーイングが提案したF-15の改良型の「F-15 2040C」も改良範囲が・・・ F-15 2040Cの改良案
・APG-63(V)3 AESAレーダー
・IRST
・新型電子戦システムEagle Passive / Active Warning Survivability System(EPAWSS)
・外部燃料タンク をコンフォーマル燃料タンクに交換
・ミサイル発射装置を改良して空対空ミサイルを8発から16発まで増加させる
・機体寿命20000時間で寿命延長。
これに加えて「フライ・バイ・ワイヤ」制御に変えるなんて初耳です。F-15用のフライ・バイ・ワイヤによる制御は初めてなので、制御用のソフトを1から開発するんですか?
どちらにせよ、日本も同時期にF-15の能力向上や、搭載ミサイルの16発化を推進するみたいなので、多少関連がありそうですね。
ただ米軍の場合、ミサイルの16発化は機外、左右の主翼下に吊り下げていた燃料タンクを、コンフォーマルタンクに変更し、空いたスペースにミサイルを搭載する方式なんですが、日本のF-15はどのように16発化するんでしょうか?
日本のF-15はエアインテークの側面にアンテナを増設しちゃったので、コンフォーマルタンクが現状では取り付けられないんですが・・・ もう1回、このあたりから弄り回すんでしょうか?
あと、米軍のF-15能力向上案では「限定的なステルス性」の獲得も盛り込まれているようです。どの程度のものか不明ですが、あの馬鹿でかい垂直尾翼を弄るんでしょうか?
このように興味はつきませんが、日本のF-15の改良範囲の詳細が早く発表されると嬉しいです。日米のF-15は当分退役することはなさそうですね。 >>>韓国人のコメント
※コメントは下記掲示板からも拾っています。
http://www.gasengi.com/main/board.php?bo_table=military&wr_id=227399&page=4
http://bemil.chosun.com/nbrd/bbs/view.html?b_bbs_id=10040&pn=2&num=86967 韓国人
J-10がF-15に匹敵する??? 少し大げさではないか?
韓国人 記者がオーバーに書いてるね、現状でもF-15の方が性能的に優勢ですよ。 韓国人 韓国のF-15Kは性能向上計画とかないの?
韓国人 きっと記者がJ-10とJ-15を間違えたんじゃないのか?
韓国人 これは30年以上も前に製造されたF-15の制御システムやレーダーを最新式に変更すると言う話で、我が国も戦闘機を独自に開発に成功すれば、そのノウハウで私たちの好きなように改良を加えることが出来るようになる。旧式化した戦闘機を改良すれば、安く戦力を向上させることができる。
これはPCのグラフィックカードを最新のカードに差し替えるようなものだ。 韓国人 KFXの開発が成功したとしても、F-15Kを勝手に改良したりできませんよ。勝手に改良して墜落した場合、保証の問題が生じます。大韓民国の防衛産業が航空機を勝手に改良して墜落したとすれば、企業の規模的に補償問題を対応することは不可能だろう。これは持っているスマートフォンを個人が勝手に改造しておいて、サービスセンターに行って保証期間だから修理しろと言うのと同じです。 韓国人 まずソースコードを教えてくれないので不可能だと思う。所詮、KFXは開発に成功してもミドル級の戦闘機だ。韓国はハイクラスのF-15を勝手に分解して、修正を加えるだけの技術力なんて無いよ・・・
韓国人 そもそも記事が大げさだ。 J-10に対し優位を占めるためにF-15を改良するなんて... J-10は今でもF-15よりも劣った機種ではないか? F-15をJ-10と比較するなんて理解できない。 韓国人 J-10なんてF-16にも及ばない戦闘機ではないか? 韓国人 J-10に対抗するためにF-15を改良??? これはあまりにもオーバーなwww それとも軍備増強のための名分なのか?
韓国人 とてもバランスの良いF-15の性能が向上すれば、当分の間は第一線の戦闘機として通用するのは間違いない。
韓国人
韓国のF-15Kもそろそろ性能維持のための改修作業が必要ではないか? しかしこれも米国に頼めば、またKF-16の時のように金をぼったくられるんだろうな・・・
韓国人
日本もF-15を改良するらしいど、APG-63V3をベースにしたF-15C 2040改良を念頭に考えているみたいですね。多分日本は既に改良したF-15ではなく、まだ改良が済んでいない残りの機体を改良するつもりだろう。
韓国人
日本が米国仕様の改良を行うなら、日本と改良事業を共同で、パッケージ購入すればF-15Kの改良費用も少しは節約できると思う。日本のF-15は結構量があるので・・・
韓国人
日本側はF-15C 2040ベースで、私たち空軍はF-15EのRMPに準じた形で、別々の改良を行うと推測している
韓国人
AN/APG-63v3か、AN/APG-82v1かに応じて構成が大きく異なります。米国のF-15Eが行うRMPはストライクイーグルベースのAN/APG-82v1であり、日本のF-15JはAN/APG-63v3に行く可能性が高い。
韓国人
米国はF-22があるから中国の物量を圧倒できるが、日本にそれがないので空対空ミサイルの搭載量を増やさなければなりません。F-3の実戦配置は遠い未来の話である。私たちもF-15Kも搭載ポイントを新設して、空対空ミサイルの搭載数を増やすことを検討してみたら良いでしょうね。