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引用記事
気分を台無しにされた3.1節
3.1節は、韓国人には忘れられない日だ。1919年のこの日、私たちの先祖たちは、日帝の抑圧に対抗し太極旗を振って自主独立を叫んでた。これは誰もが皆知っている事実である。 日帝が犯した専制政治は、すでに様々な証拠によって明らかにされた。3.1節は、当時の銃と刀に消え去った、私たちのおじいちゃん、おばあちゃんたちの魂をたたえている。
しかし、今年の3.1節を迎える気分はあまり良くはない。日本の言葉と行動が、韓国をはじめとする周辺国を刺激しているだけでなく、その強さはますます大きくなっているからである。 日本は戦争犯罪を否定し、侵略の歴史を美化しようとする作業の強度もより高めている。 日本軍慰安婦制動員を認めた河野談話を検討するための部署を政府内に設置すると日本の官房長官が発言し、韓国政府はこれに対し、「日本は国際社会から孤立することがある」と批判したが、最近日本側の態度はたやすく変わるようではない。
3.1節を迎え、その時の感動で胸がいっぱいなければならないこの時にアメリカでは韓国人たちの「気持ちを台無しにした」ニュースのために憂鬱な雰囲気だ。 韓国人のマスコミは、3.1節を迎え、当時のアメリカの新聞に載せられた日帝の蛮行を告発する記事を言及して痛みをかみしめている中で、バージニア州の州都リッチモンドでは暗い話が聞こえてきている。 バージニア州議会で、州内の公立学校の教科書に「日本海(Sea of Japan)」と一緒に「東海(East Sea)」を表記できるようにする、別名「東海併記法案」がもしかすると廃棄される危機に置かれているからである。 既にバージニア上・下院本会議を通過し、知事の署名のみ残している状態で、予期せぬ伏兵に会って難航を経験することになった。
問題は、バージニア州の上・下院が両方で可決された法案を「交差審議」中だが、この東海併記法案の採決だけが遅れていることにある。 現在審議対象に上がっているのは、下院のもの(HB11)と上院のもの(SB2)の2つである。 このうち、下院で上がってきた法案が上院教育委員で議論すらされていない。現在の上院教育委委員長を務めている議員は、これまで東海併記法案に反対してきた民主党のルイスルーカス議員で、下院で上がってきた東海併記法案審議を続けて先送りしている。 法案に反対する議員らの反発がかなり大きいうえに、今回の法案を想定した議員と反対派の議員が「なぜ韓国人社会で贔屓するのか」などの抗議も出てきている状況で法案通過の見通しを暗くしている。
審議が引き続き延期された場合、下院の法案は上院本会議に行っても廃棄される可能性もある。 日本の粘り強いロビーが、最終的に効果を見せているとの推測しかできない大きな課題だ。 下院の法案が上院で可決されないといっても、上院の法案が既に下院で可決したため、テリーマコーリフ知事が署名のみで法案は、発効される。
しかし、すでに韓国人の政治力と草の根運動の成果に内祝いの雰囲気にあった韓人社会に冷水を浴びせた格好になった。プライドにも大きな傷を負った。
日本のロビーが事実である場合、日本では半分の成功は収めた。状況によって様々な表現をすることができるが、韓国は半分の失敗をした。より積極的に乗り出さなかった韓国政府に対する恨みの声も出ている。 韓国人社会も「東海併記法案」破棄の可能性を真剣に受け止め、連日対策会議を開き対策作りに乗り出した。
ちょうど3.1節を迎えた韓人社会は日本に絶対に東海併記法案を邪魔させない覚悟だ。
今まで苦労して行ったものが虚しく崩れさらないよう皆が力を合わせて仕上げをしなければならない時だ。嬉しい知らせを期待してみる。
引用:アジア経済新聞
http://www.ajunews.com/view/20140302064956924