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引用記事
ドイツ、日本との比較はもうやめて
今月末に予定された習近平中国国家主席のドイツ訪問期間中に主席がベルリンホロコースト追悼碑を訪れる計画がドイツ政府の反対で実現しなかった。代わりにフンボルト大学近くの戦没者記念館を訪問する日程もドイツのメルケル首相の同伴なしに主席単独で訪問することになった。これに対してドイツ政府消息筋は「中国と日本の歴史問題に利用されることが負担なため」と説明したと、シュピーゲルが3日報道した。
主席のドイツ・フランス・オランダ・ベルギーなど欧州4ヵ国歴訪日程の核心は、ベルリンのホロコースト追悼施設訪問だった。ドイツの過去の歴史の反省現場を訪れことにより迂回的に日本に「ドイツのように過去を反省せよ」とメッセージを与えるためだった。
過去の中国指導者らはドイツ訪問の時には、産業施設を主に訪問した。ある外交消息筋はロイターに「かつて、ドイツを訪問した中国最高指導者は第2次世界大戦の犠牲者関連施設を訪れた前例はない」、「主席が日中歴史戦争に直接行動にでたということ」と述べた。2次世界大戦の戦犯を合祀した日本の靖国神社と対照される場所を直接訪問し日本とドイツの違いを強烈に浮き彫りにしようとする意図だったわけだ。事実の首脳の訪問、特に今回のような国賓訪問の場合には両国が事前調整、合意した内容だけを公開される。外国の首脳が望むところがほとんど反映されるが、無理な時でもこのような事実が外部に漏れることはない。
しかし、今回の訪問の場合、先月から主席がホロコースト追悼碑を訪問したいと思っているのにドイツが拒否したという話が流れた。中国が次善策に戦没者記念館ヘ参拝を推進したが、ドイツ政府が回答を控えているという情報もあった。首脳外交の特性を勘案すれば異例的なことが起きているわけだ。それだけ中国がドイツをどうにかしても説得して訪問する意向が強かったという証拠だ。実際に中国の外交官とマスコミは近年ドイツの行動を伝え、日本を批判している。中国官営CC-TVは西ドイツのブラント首相が1970年12月、ポーランド・ワルシャワのユダヤ人犠牲者慰霊碑を訪れて跪いた様子を放送した。スミンド中国大使は1月、ドイツ新聞とのインタビューで「ドイツ首相がホロコーストの追慕碑に献花する代わりに、アドルフ・ヒトラーのバンカーを訪問したと考えてみよ」と語った。
ドイツはそのような行動に辟易したというのが外信の報道だ。
結局、追悼碑訪問を拒否して、メルケル首相が同行しないことを決めた理由だ。日中間歴史論争に巻き込まれることも負担を感じ、ドイツのつらい過去がずっと取り沙汰されるのも気の進まないことだ。ドイツとしては経済など両国間の懸案を抜いて日中間の過去史が首脳外交の核心課題として浮上するのもありがたくないことだ。ドイツ政府関係者は「主席が個人的時間に2次大戦後の追悼施設を訪問するのは歓迎する」と話した。
引用:ネイバーニュース/中央日報
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=104&oid=025&aid=0002321155