東海併記法案は、知事の署名が残っている中で、選挙運動時の支持を約束したマコーリフ知事はその後、何回も法案阻止活動が確認され、韓国人社会の信頼が失墜した状態だ。ここにきて韓国人社会が最終的に警告を発した。
引用記事
東海法案に署名促す。「米州韓人の声」、マコーリフに警告「署名しなければ、州議会の支配権変える」
バージニア州東海法案が2016年に米大統領選挙に影響を及ぼすか。
テリー・マコーリフ知事(民主)が東海法案に署名するか、拒否 するかによって、韓国人の票が大きく揺れることが予想される。バージニア州議会を通過した「東海併記法案」は、知事の署名が残ってる中で、選挙運動時の支持を約束したメコルリフ知事はその後、何回も法案阻止活動が確認され、韓国人社会の信頼が失墜した状態だ。ここにきて韓国人社会が最終的に警告を発した。
米州韓の声(VOKA)ピーター·キム会長は13日、国会議員の国民懇談会で「二日前に法案を提案した民主党のデイブマスデン上院議員に会って知事に韓人社会の立場やニーズを明確に伝えてほしいと要請した」と述べた。彼が要求したのは、知事が約束どおり東海法案に署名することである。もし拒否権を行使したり、修正案を出す場合、昨年知事が直接署名した「東海支持」の文書を公開に乗り出す方針だ。この場合、選挙管理委員会に選挙公約不履行を報告することもできる。
キム会長はまた、バージニア韓人15万人が団結して、州議会を変えることもあると警告した。現在40席の上院は、議長であるラルフノデム副知事のおかげで、一票差で主導権を握っている。下院は100人のうち3分の2以上を共和党が掌握している。来年の上院議員選挙で、共和党議員が2人だけ新たに選ばれれば、上·下院の主導権はすべて共和党に移って、民主党の知事は身動きができなくなる。
金会長はさらに約束を守らないと、2016年の大統領選挙でも韓国人社会がどのように対応するか見ることになるだろうと楔を打ち込んだ。バージニア州は選挙のたびに、民主·共和の支持率が拮抗する代表的な競合州(swing state)である。たった数万票の差で結果が決まるので韓国人など少数民族コミュニティーの票が重要になる。マコーリフ知事も次期大統領選挙で有力なヒラリー·クリントン国務長官夫妻の側近であるため、このような韓国人社会の警告を無視するわけにはないという分析だ。
引用:ワシントン中央日報
http://www.koreadaily.com/news/read.asp?art_id=2403637
韓国メディアの報道トーンが落ちてきた
バージニア州の上下院クロス審議を突破し法案を知事に送付し「勝った、勝った」と騒いで「知事が法案に署名すると確認した」という記事が沢山上がってきていましたが、今週に入って徐々にそのトーンが「おい署名しなかったら・・・」と言う内容に変わってきています。
韓国メディアの一方的な情報源しかないので不確かではありますが、実際のところ知事が法案に署名するのかどうか本当のところは確信がもてていないのが事実ではないのでしょうか?法案成立後既に13日経過しそろそろ署名してもいい頃なのに未だない態度をはっきりさせない知事にいらだっているのでしょう。
調子にのってしまった韓国系住民
そこで最後の一押しにと在米韓国人が行動にでました。
①署名しないなら公約違反で選管に訴える
②署名しないなら次の選挙で上院の支配権を変えるぞ
③署名しないなら大統領選で共和党候補を支持するぞと、完全に韓国系票を背景に恫喝に出ました。
しかしこれは「完全にやりすぎ」だと思います。①について知事が署名を拒否すればまだ分かりますが、「修正案の提出」に関しては署名をしないのではなく「問題があると判断したのでこことここをこのように修正したので、もう一度議論してみてね」というのが建前です。(まぁ修正法案を出せば間違いなく時間切れ→廃案コースでしょうけど)。これを公約違反だと訴えても支持されるとは思えません。
②仮に署名をしないor修正法案を出す場合、韓国系の票を切り捨てる覚悟はしてあると思います。それをわざわざ声明にして「次に選挙でどうなるか覚えておけ」と事を荒立てる必要があったのでしょうか?これでは万が一「修正法案」が提出されたときに迅速に審議処理後に法案を知事に再提出するという最後の希望まで捨てた格好です。再提出された法案を民主党が総力を挙げて審議しようとしても共和党が邪魔さえすれば、自動的に韓国系票が民主党から共和党へ流れんだからこれほどおいしい棚ぼたはありません。本当なら「東海併記法案」が決着するまで民主党と共和党を競わせる(法案実現の為に協力させる)方が、得策だったのに。
③記事にも書いてありますが少数移民社会の票がイニシアチブを握るほど大統領選は甘くはありません。大統領選はもっと大きな利益団体同士の戦いです。韓国系の票が共和党へ流れると困るぐらいならヒラリーは大統領選で負けるでしょう。
韓国系住民はただ自分達の立場を悪くしただけ
結局、在米韓国人たちは「韓国人の悲惨な歴史」を訴え同情を引き出していたのが今回この法案がここまで大きな善戦に繋がっていたのを、「調子にのってしまい」米国では少数に属する「韓国系住民」が州議会や大統領選を使って恫喝をしたことは、
多数の白人系の住民や黒人系住民、ヒスパニック系住民からすれば面白いはずがありません。きっとこのことは「東海法案」のみならず今後の韓国系住民の米国内での政治的立場にも影響を与えかねない事態だと管理人は考えます。
追記:3月18日12:00時点で未だに「東海併記法案」は署名されておりません。
上手な奴らはその辺も見越して恫喝するんだよね。
まあ、結果を見るしかないな。