大韓民国建国70年が過ぎたが、依然として劣悪な勤務環境とリスク負担のために潜水艦勤務を忌避する軍人が増えている。
引用記事
「乗組員を募集しています」
劣悪な環境に潜水艦志願者が半分に
大韓民国建国70年が過ぎたが、依然として劣悪な勤務環境とリスク負担のために潜水艦勤務を忌避する軍人が増えている。2010年の天安(チョンアン)艦沈没事件当時、80%まで高騰した副士官の志願率は3年ぶりに半分(2013年36.9%)まで落ちた。潜水艦勤務者10人のうち6人は志願ではなく、徴集者を充てているという話だ。
海軍の「潜水艦スンチョ副士官志願の現況」資料によると、2007年67.3%だった副士官の潜水艦勤務志願率は、翌年51.2%に落ちた。その後も志願率は2009年57.9%、2011年41.7%、2012年32.7%、2013年36.9%に減少傾向だ。ただ、2010年の志願率は異例的に80%まで跳ね上がった。、天安艦襲撃事件が起きた直後、志願者が殺到したからだ。
劣悪な勤務環境は潜水艦勤務忌避の主な原因だ。1回の任務が約25日に達し、年平均作戦日数は140日に達する。密閉されて狭小な水中空間で1年の半分ほどを送るのだ。空間がないため、潜水艦勤務者の一日の運動量は陸上勤務者運動量(7200歩)の14分の1水準の500歩に過ぎない。
潜水艦という特性のために酸素の量が3%足りていない、逆に二酸化炭素の量は正常な空気より30倍も多い。乗組員は20人で1つの化粧室・洗面所を利用する。さらに調理環境も劣悪だ。30坪台のマンションで40人が暮らしているわけだ。
海軍関係者は「副士官が潜水艦勤務を忌避する場合が多い。水上艦や潜水艦に勤務する副士官の生活の質に格差がかなり大きい」、「潜水艦は換気がうまくいかず、生活しながら体に染みつく匂いが言葉で表せないほど大変」と伝えた。
副士官志願率が深刻な水準まで落ち、海軍は今年から潜水艦で勤務する将校と副士官に一時金600万ウォンを支給することにした。一般の水上艦より70%ほど多い艦艇勤務手当を追加で支給しても忌避現象がますます悪化しているからだ。
しかし海軍が従来の潜水艦勤務者らには一時金支給を遡及適用しないので、人材の追加流出の可能性も懸念される。
毎年潜水艦勤務副士官の20~30%は劣悪な環境に耐え切れずに転出を希望することが知られた。潜水艦勤務者全員に対する画期的なインセンティブが与えられなければならないという指摘が出ている。軍関係者は潜水艦勤務副士官の人材の確保問題は海軍が当面の課題の一つである。
以前には愛国心を強調することで何とかなったが、最近は無理に強要できないとし、「人材の確保のための予算配分が必要である」と述べた。
引用:ネイバーニュース/イーデイリー
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid
1=100&sid2=267&oid=018&aid=0002959946
記事で書かれている「副士官」とは専門的な技術を要する職業軍人のことで、兵役で徴収される兵士ではない。潜水艦の「技術職」といえば、ソーナーマンや機関関係に、火器管制要因など、2年程度の兵役兵では担当することの出来ない熟練が要するポジション。その重要ポストへの希望者がいないから、潜水艦勤務を志願すれば一時金で600万ウォン(約60万円)を支給することにしたが、現時点で勤務しているものには、遡及してまで支給しないとしたので、「不公平だー」ということになって、さらに人材の流出に拍車がかかるのでは?と書かれています。
過去、食事事情が貧相な時代は、軍隊なら三食が保証され、さらに潜水艦勤務者には陸上・水上艦勤務者よりさらに手厚い食事内容を優遇し乗組員を釣っていましたが、現代において食事の質が向上し、潜水艦勤務者の食事がそこまで羨ましくなくなったのと、豪華な食事ほどカロリーが高くなり、カロリー消費のための運動ができない潜水艦勤務者にとって肥満も問題化し、現在では陸上・水上艦勤務者と比べてもあからさまな差をつけにくくなっています。
この記事に対しての韓国人のコメント(共感順に適当に抽出)
共感1036 非共感27資本主義社会で愛国心だけでは問題は解決しない。ちゃんと対価を用意しないと。
01.韓国人
韓国のように未だに義務制である以上、愛国心などで軍隊に行く人は多くなさそうだ
02.韓国人
ギブ·アンド·テイク
03.韓国人
平時には、毎日日没後と日の出前に2回、海面に浮上して内部の空気を換気させてあげて
04.韓国人
潜水艦は水中で密かに行動すことで大きな効果を発揮する。空軍がステルス機を必要とする理由も同様である。それなのに日2回も水上に浮上すれば、「私はここにいるよ」と日2回も広告するのと同じだ。
05.韓国人
正解だ
06.韓国人
女性軍人たちを送りこめ
07.韓国人
いよいよ男たちが軍隊に対して平等を主張しはじめたね
共感1074 非共感74愛国心で心が動いたら、それはバカなんだよ。大韓民国独立有功者の約97%が貧困層であり、全国民の55%が持ち家を保有している国なのに、独立運動家の子孫の89%は未だに家をもっていない。さらに独立運動家の子孫の37%は無職で社会を転々としている。愛国心?愛国心はそれに値する評価がある国でしか機能しないよ。
共感399 非共感10悲しいですね、海軍への積極的な投資をしてください。
共感358 非共感9できるなら、国が先頭に立って、勤務環境改善に対価を与えるのはどうかな?
共感229 非共感2
私は209級に乗っていましたが... 30坪ではなく、...地下の21坪に40人住んでいる感じです。
共感150 非共感1初めて潜水艦勤務する乗組員たちは(下士官以上)最小3年か5年以上追加勤務するという契約書を書かされる。行ってみると軍曹が一番末端。掃除をして食事の仕度をして食後に将校にコーヒー入れて。結局自己恥辱感で自殺する人もいたよ。
共感147 非共感19女性部の解体にすべての答えがある共感44 非共感2兵士たちには国を愛するように強要し、国はなぜ兵士たちを愛さないのか
共感40 非共感3軍人の処遇改善に税金を多く使うのは反対しない。ただし、軍の不正を根絶するという条件であれば
共感30 非共感1答え出た。体格の小さな女性をそこに送り込めばいい。
共感16 非共感0愛国心?若い人たちよ、愛国心なんて持つな。本当に戦争が始まれば、愛国心を叫んでいた政治家や既得権をもつ者から国を抜けていく...共感16 非共感0世界的に優れていると評判の韓国の潜水艦乗組員たち。現実には、水兵にも劣る待遇で..苦労している。
共感17 非共感2将校、下士官ともに潜水艦勤務は劣悪である。それでも軍人は使命感、責任感などでなんとか耐えている。韓国海軍の潜水艦乗組員の処遇は本当に劣悪だ。アメリカ、イギリス、日本などの先進国と比べてみるとすぐにわかる。
共感14 非共感1この国の現実だ。危険で難しいほど無視・軽蔑・収入は最低。
共感13 非共感1「30坪のアパートで40人が住んでいるわけだ」、精神病にかかるよ
共感18 非共感6大韓民国を代表する愛国者の集まり。イルベの方を送り込もう。共感11 非共感0国会議員を送り込もう
共感11 非共感0
女性を送り込めば化粧品やら香水で匂いは減るんじゃない
共感12 非共感1潜水艦の施設や補給品の改善がより根本的な解決だとおもうけど
共感10 非共感0女性部の予算で快適な原子力潜水艦を作ればいい
共感12 非共感2
乗組員のアルバイトを探しています。時給は5600ウォン。女は不可。※5600ウォン=560円