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引用記事

最新の防空兵器の設計図 SW流出...北の手に？

国防科学研究所史上初のハッキング。天宮、神宮、GGBなど新兵器...部品諸元から操作手順まで奪われ北が入手していれば戦略対応が必要...北朝鮮の戦力見直しも必要になる

韓国軍の主要兵器システムを開発する防衛科学研究所（ADD）を対象に大規模なハッキングが発生して衝撃を与えている。外部公開は禁止されている武器や装備の開発に関連する書類など機密データをはじめ、2、3級軍事機密の多くが流出した可能性が高く、大きな波紋が予想される。軍関係者は9日、「今回のようにADDで運用されているほぼすべてのコンピュータがハッキングされ、膨大な資料が流出したのは初めて」とし「今後、調査の過程でハッキング被害が予想よりもはるかに大きくなる可能性が高い」と話した。

手法は、北朝鮮のハッカー部隊、ターゲットは重要な武器の材料

軍当局はハッキング手法が昨年の主要な放送局や銀行などのコンピュータ·ネットワークを一斉に麻痺させた「3·20サイバーテロ」と非常によく類似した点に注目し、北朝鮮のハッカー部隊の仕業である可能性に重きを置いている。軍消息筋は「ハッキングに動員されたインターネットアドレス（IPアドレス）の一部が「3·20サイバーテロ」に使用されたものと同一のものと把握されたと聞いている」とし、「ADDを狙った北朝鮮のサイバー攻撃の可能性があると見て流出の経緯と被害内容などを集中的に調査中」と述べた。

さらに、ハッキング勢力が韓国軍が運用中、開発中の主な武器や装備に関連するデータを集中的にコピーしたという点も、このような状況を強く後押ししている。実際、今回流出した資料には、中距離地対空誘導の天宮をはじめ、韓国型空対地誘導爆弾（KGGB）と携帯地対空ミサイルである神宮、中古無人偵察機（MUAV）など、我が軍が運用または開発中の主要な武器の関連資料が多数含まれています。

来年、実戦配置される天宮は、有事の際、北朝鮮の航空機を探知撃墜する重要な防空戦力だ。既存のホークミサイルより検出及び対電子戦能力や命中率が大幅に向上している。KGGBの場合、有事の際、ソウルと首都圏の最大の脅威である北朝鮮軍の長射程砲を、昼夜の区別なく破壊するために開発された。昨年末から実戦配備されて運用している。神宮は、低高度で浸透する北朝鮮軍のAN-2機やヘリコプターを撃墜するために開発され、陸軍が数百基を運用している。この武器は5〜10年間に数百億ウォンから数千億ウォンの予算を投入してADD主導で開発された主要な対北朝鮮防衛戦力だ。

現在までの流出が確認された資料には、

△天宮レーダー組立装置のソフトウェア
△KGGBの誘導制御コンピュータのソフトウェア要件仕様
△神宮操作装置の性能試験装置の運用手順書
△スーパーリンクス対潜ヘリの信号検出装置の設計、レポート
△MUAVの電磁干渉試験結果

などである。この資料には、機器や部品の具体的な性能と仕様はもちろん、操作手順や運用の原則、設計内容などが多数の図表や写真を添えて詳しく紹介されている。各資料の分量は少なくなくA4用紙で50ページ、多いものでは200項目余りに達している。軍当局が今回のハッキングがいつから行われていたのか、流出したデータの規模がどの程度なのかすらまともに把握できないという点で、少なくとも数千ページ、最大数万ページに達する武器や装備の開発に関する重要な資料が不特定勢力の手に渡った可能性を排除することはできない。


ADD重要な研究を特定できる情報までそのままハッキング。軍の一部では、ハッキング勢力が・・・

△ADDで開発中の弾道ミサイルや無人偵察機
△強力な電磁波（EMP）を放出し、敵の電子通信機器を無力化させるEMP弾（電磁パルス弾）

など先端兵器の開発データを集中的に狙ったとの見方が出ている。軍の他の関係者は「今回流出した資料が北朝鮮に渡った場合、「韓国軍の主要な武器の核心部品および装置の詳細な性能と構造がそっくり敵の手に渡ることになる」と憂慮した。北朝鮮が韓国軍の武器の脆弱性を分析し、いくらでも対応策を講じることができるからである。流出した資料を作成したADD研究員の個人情報がそのまま記載されていることも深刻な懸念事項である。武器の研究開発を担当するADD所属の研究者と従業員の個人情報は、「対外秘」に分類される。しかし、今回流出した資料には、ADD所属の研究者と関連の防衛産業研究院など、数十人の名前と役職、所属などがそのまま含まれている。

引用：ネイバーニュース/東亜日報
http://news.naver.com/main/read.nhn?oid=020&sid1=100&aid=
0002559447&mid=shm&mode=LSD&nh=20140410072843