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引用記事
「全天候型誘導弾の導入」キルチェーンの強化
軍、レーザー・GPS機能装備電波妨害·悪天候でも精密打撃可能なGBU-50、GBU-56を米国の2つの企業と土壇場の交渉、5月初めに機種決定
レーザー・衛星航法装置(GPS)の複合誘導機能を備え、電波妨害と悪天候にもびくともしない全天候型の空対地精密誘導爆弾が導入される。移動標的打撃能力が大幅に向上して我が軍の「キルチェーン」(敵のミサイル発射の兆候を検出し打撃する攻撃的防御システム)が大幅に強化されると思われる。
政府消息筋は16日「防衛事業庁は来月初め頃、事業管理分科委員会を開き、レーザー誘導爆弾2次事業の購入対象機種を決定する計画であると聞いている」と述べた。防衛事業庁関係者は「候補機種を提示した二つの業社との交渉が最終段階」と述べた。
競合している機種は、米国のレイセオン社が製作した「GBU-50」と米ボーイング社が生産する「GBU-56」の二つであることが伝えられた。両方ともレーザーとGPS誘導装置を同時に装着した最新型誘導爆弾で、このような「デュアルモード」誘導爆弾を私たちの軍が導入するのは初めてである。レーザー誘導爆弾2次事業は、2016年までの予算600億ウォンを投入し、空軍主力戦闘機であるF-15KとKF-16に搭載する2,000ポンド(907㎏)級の対地レーザー誘導爆弾を数百発を購入する事業である。受注生産なので、今年の戦力化は難しく、来年から実戦配備が可能である。
政府が新型空対地誘導爆弾の導入を推進するのは、北朝鮮地域の気象情報を収集することができる遠隔気象観測装置がない状況では、レーザー誘導方式の限界がはっきりしているからである。レーザー誘導爆弾は地上の特殊部隊や戦闘機が目標に接近し照射したレーザービームに沿って誘導される方式であるが、気象条件が悪い場合に誘導が不能になりがちである。雲、霧などの水滴を検出するとエネルギーを失ってしまうからである。これを補完する目的で開発されたGPS誘導爆弾も万能ではない。あらかじめ入力されたターゲットの位置情報に基づいて動くので、移動目標をしっかりと攻撃するのは難しいうえに、敵のGPS受信妨害(ジャミング)も、誤爆の可能性が大きくなる。
米空軍がGPSを予備デバイスとして使用できるようにレーザー誘導爆弾の改良に乗り出したのは、このような点を考慮したからだ。軍関係者は「デュアルモード誘導爆弾はGPS誘導方式を適用して定められた座標に爆弾を投下した後、ターゲットが移動すると、終末段階では、レーザー照準方式を使うこともあり、逆にレーザーで誘導してからターゲットから反射されるレーザーが消えるとGPSや慣性誘導装置(INS)を用いて目標を打撃することも可能だ」と説明した。
新型空対地誘導爆弾が導入される場合は、より精密に打撃できるようになる。ヤンウク韓国国防安保フォーラム研究委員は、「現在、私たちの空軍が保有するレーザー誘導爆弾「GBU-24」や精密直撃弾(JDAM ㆍ GPS誘導爆弾)」GBU-31」は、一つの誘導方式しか採用されていないため、その両方の弱点が明確なのが事実」とし「新型誘導爆弾には動く標的を最後まで追跡、攻撃することが可能で苦手な北朝鮮軍のリムーバブルミサイル発射台(TEL)を牽制するために特に効果的である」と語った。
引用:ネイバーニュース/韓国日報
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111
&rankingType=popular_day&oid=038&aid=0002491928&date=
20140417&type=1&rankingSeq=5&rankingSectionId=100