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引用記事
先進国の名刺をしばらく置いておこう
出張地だった日本の東北、秋田で大地震を迎えた。すべての電気と通信が遮断された。夜になると秋田は暗黒に変わった。ホテルの部屋の中のトイレに行くのに何分がかかった。いつ暗黒が終わるのか知らないことがもっと大きな恐怖だった。
セウォル号に閉じこめられている幼い学生たちが経験した、いやさらされている暗黒の恐怖を考えると胸が裂ける。どんなに怖かっただろうか。「動かないでそのまま元の場所にいなさい」と無責任な大人の言葉をありのままにおとなしく聞いたことが罪か。話よく聞くと、死んで、言うこと聞かないと生きる社会が大韓民国なのか。
TVに映った救助ボートを向けた子供たちのジャンプは悲しい韓国の現実だ。6歳の兄が脱いでくれた救命胴衣を着て名前も知らない学生たちによって救助された5才の姿が。病院で流した彼女の涙は韓国国民の血涙だ。後進国型の事故に国民は恥辱感を感じる。大型事故が発生する度に、鬼に誓った安全に対する誓いは「言葉だけ」だった。
私たち、この際、先進国の名刺をしばらく置いてみよう。悔しいのは仕方がない。いくら経済規模が大きくなったとしても国民の生命が保障されない社会を誰が自信ありげに先進国ということができるだろうか。
「安全先進国」日本の二つの事例は我々の進むべき道を示唆する。
先にシステム。日本は1998年首相直属で官邸危機管理センターという組織を作った。すべての安全関連事故に迅速に対応する最高のプロたちがこの下に大勢布陣する。自然災害はもちろんセウォル号の事故のような海難事故など20個の種類別の詳細のマニュアルが存在する。事故の一報を受理するやいなや警察・自衛隊・自治体をつなぐ指揮体系、マスコミ対応、被害者家族支援などすべてが水が流れるように行われる。セウォル号事故のように、行方不明者数が半日後に逆転して、海警や安全行政部が右往左往することなどありえない。大統領がその指示を出したら2時間後に現地中継装置が設置されるコメディーのようなこともない。
もう一つは意識だ。「自身があるべき場所、自分がやるべきこと」を守る、
簡単に言うと、先進国民の姿勢だ。
2009年11月13日、東京湾を離れて、沖縄に向かっていた大型旅客船「ありあけ」は航海途中、座礁し、90度に傾いた。今回事故を起こしたセウォル号を日本で運営していた会社所属の船だ。8mの高い波の中で20人の乗組員は救助船に乗客を受け渡した後も船の中を駆け回った。そして最後に残った船長と乗員7人は互いに「私たちは大丈夫だ」と一緒に叫びながら海に飛び降りた。幸いこれらは全員救助され港に到着した船長松本さんの最初の言葉が印象的だった。
「ありあけ」を最後まで守れなくてあまりにも悔しい。しかし私たちは乗客を救えた。それだけは良かった。」
私たちは皆、大韓民国の名をかけてやりましょう。
私たちの子供たちにこれ以上暗黒の恐怖を経験させてたまるものか。
引用:ネイバーニュース/中央日報
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid
=sec&sid1=110&oid=025&aid=0002329994