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思いがけない日本メディアの因縁、「アウベスへの人種差別?韓国も同じだ」
日本のマスコミが、スペイン·リーガで、観客から人種差別行為を受けたことで知られているブラジル代表出身のアウベスの反応を扱った韓国メディアと韓国のサッカーファンたちの「嫌韓」記事を報道して眉をひそめさせている。
日本の極右性向のマスコミ「産経新聞」は11日、先月28日明け方、エル・マドリガルで行われた2013-2014スペイン·リーガ35ラウンドでビリャレアルファンからバナナを投げつけられる攻撃を受けたアウベスに対する韓国マスコミの論調を強く批判した。
産経新聞は、韓国の中央日報は先月30日に報道した「人種差別を食べて片付ける」という題名の記事を取り上げて、韓国人が二重基準を取っていると主張した。同紙は「韓国の選手たちも、人種差別の痛みを経験しているのに、自分たちが被害者だということを強調しているに過ぎない。自分たちが行った差別行為に対する批判とコメントは、全くない。韓国人への人種差別行為についてはウィキペディアにもその項目が掲載されるほどだ。中央日報の記事は時流に従うことにとどまっている」とした。
続いてアウベスが人種差別を受けた後、取った態度とその後の吹き荒れた人種差別行為の撲滅キャンペーンに韓国もじっとしていられなかっただろうし、「それとともに韓国も人種差別の痛みを経験して被害者意識に苦しめられていると述べた。韓国は80年代ブンデスリーガで活躍したチャ·ボングンへ英国の選手が唾を吐いたこと、イングランドで5シーズンに渡り活躍しているイ·チョンヨンが猿の鳴き声のような人種差別的ヤジを常に聞く」と言ったりもしている。韓国人たちも猿の鳴き声が人種差別行為と認識しているということを知ることができる。ところが、2011年1月カタールアジアカップ準決勝の日本戦で韓国のキ·ソンヨンは猿をまねて日本を侮辱した「2010年からヨーロッパでプレーする選手であれば、何が差別的な行為であることを知らないはずがない」とした。
産経新聞は、キ·ソンヨンだけに難癖をつけただけではない。同紙は「2011年9月AFC(アジアサッカー連盟)チャンピオンズリーグセレッソ大阪-全北現代戦で、全北サポーターが東日本大震災について「日本の大地震をお祝いする」という日本語の横断幕を掲げた。人種差別以前に人道的に許されない行為だ。そのような国では、今年の浦和サポーターが「Japanese Only」という垂れ幕をかけると、韓国プロサッカー連盟はKリーグ各球団の人種差別的行為が起こらないよう注意を呼びかけている公文書を送ったとする。しかし実行されるかは疑問だ」と皮肉った。
韓国人に向けた非難は、サッカーだけに止まらなかった。
同紙では「2013年米国のワシントンポストが世界80カ国を対象に調査したところによると、韓国の人種差別の深刻度は7のレベルのうち最悪に近い2レベルであった。メキシコでは韓国人の管理者が、現地の従業員に暴力を行使したという現地報道があった」と嫌韓指向のネチズンの反応まで紹介した。
この報道は、アウベスが経験した人種差別行為によって将来的に全世界でこのようなことが起こってはならという共感が形成されたことには注目せずに、ひたすら韓国人を二重性を持った民族であるかのように非難しようとする意図しか感じられない。人種差別行為は全世界的に暗黙のうちに広がっている毒キノコである。このような行動が悪いことだと知りながら行う人々は世界中に存在する。人種差別行為がとても悪い事で各国ごとに努力して直していかなければならないということについてコンセンサスを形成して努力しなければいけないはずなのに、まるで「言っていることは正しいが君たちはこんなことを言う資格がない」というようなこの報道は、見れば見るほど情けない。このような根も葉もない嫌韓こそがまさに人種差別ではないのかと問い返したい。
引用:ネイバーニュース/ベストイレブン
http://sports.news.naver.com/sports/index.nhn?category=worldfootball
&ctg=news&mod=read&office_id=343&article_id=0000037177