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'無敗'田中、33年ぶりのサイ·ヤング+新人王独占?
メジャーリーグ初年度にも関わらず怪物のような活躍を見せている田中将大が新人としては歴代2番目となるサイ・ヤング賞に挑戦する。田中は15日、シティフィールドで行われたニューヨーク・メッツとのインターリーグで先発登板し、9イニング3安打無失点8奪三振の完全無欠の投球で勝利を獲得した。これにより田中はメジャーリーグに進出し9試合目で初完投完封勝ちを飾り、6勝無敗防御率2.21を記録中だ。日本時代の楽天での昨季まで含めば、日米通算34連勝という猟奇的な記録だ。
現在、田中はほとんどの指標でリーグ最上位圏に位置している。最多勝部門、アメリカンリーグの共同2位をはじめ、平均自責点4位、WHIP 1位、奪三振共同2位、最多イニング7位に上がっている。このくらいなら新人王はもちろん、サイ・ヤング賞まで狙えるペースだ。
実際に田中はESPNが提供する「サイ・ヤング予測」ポイントでアメリカンリーグ2位を走っている。
「サイ・ヤング予測」はイニングによる失点をはじめ、勝利と敗戦、完封勝ち、奪三振、セーブ数値を各項目によって計算して数値化する。ここにリーグ1位の所属選手にはなんと12点の加算点を付与する。
この数値は過去・サイヤング賞受者たちの記録をもとに、どのような項目が大きな影響を及ぼしたのかを分析しており、実際に4年間両大リーグ8人の受賞者のうち7人を当てることに成功した。
田中のサイ・ヤングポイントは60.7点でこの部門1位のデトロイトのマックス・シャーザー(62.9点)に約2点程度遅れをとっている。しかし、シャーザーが所属するチームは現在地区首位、加算点(12点)を受け、純粋な自身の活躍だけで見ると、田中が最も強力な投手だと言っても過言ではない。
田中のまた別の長所は、その地道さだ。彼は今シーズン行われた9試合すべてをクォリティスタート(6イニング以上3失点以下)で消化しており、このうち5試合はクォリティスタート+(7イニング以上2失点以下)でもある。
まだシーズン序盤ではあるが、田中は既にサイ・ヤング賞と新人賞の有力候補と言われている。
問題は侮れない競争者たちが立ち並んでいるという点だ。・サイヤング賞のライバルとして、トロントのマーク・バーリー(7勝1敗平均自責点2.04)が最大のライバルであり、新人賞部門でもシカゴ・ホワイトソックスのホセオブレユ(打率0.271 15本塁打41打点)が歴代級新人という評価を受け、バットを振り回している。
一方、歴代大リーグで新人王とサイ・ヤング賞を同時に受賞した選手は1981年LAドジャースのフェルナンド・バレンズエラが唯一だ。スクリューボールの代名詞でもあったバレンズエラはその年13勝7敗防御率2.48で新人王とサイ・ヤング賞を独占し、MVP投票でも5位を記録した。
引用:ネイバーニュース/デイリー
http://sports.news.naver.com/sports/index.nhn?category=
worldbaseball&ctg=news&mod=read&office_id=
119&article_id=0002023314