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防火シャッター・スプリンクラー未作動…高陽総合ターミナルの「人災」
手続きを無視して安全点検を疎かにしたまま工事強行
26日午前に発生した京畿道高陽市、高陽総合ターミナルの火災は総体的な安全不感症から生じた人災による事故だと明らかになった。消防当局の急速な対処で火が出てから27分で火は消し止められたが、死亡者6人など死傷者数が約数十人にも達した。火災当時、発火点の地下1階はスプリンクラーや防火シャッターなどが全く作動せず、人命被害が拡大したものと当局は見ている。
◇続々と明らかになる安全不感症発
発火点のターミナル地下1階では80人余りがフードコート内部のインテリア工事をしていた。施工者側は防火区画の変更などする場合、法律に基づいて管轄の消防署に届出を出し、安全対策を施した上で工事をする必要がありますが、管轄の消防署へ届出もなしに工事を強行した。
施工者側が法律を無視して、放火シャッターとスプリンクラーなどを作動させるための緊急電源設備を遮断したまま工事をしたものと推定されている。市の関係者は「何故被害が大きくなったのは、防火設備がまったく動作していないからだ」と強調した。
実際に現場から脱出したギムソジュン(17)君は「火が出たが、防火扉どころか、スプリンクラーも作動しなかった」と話した。もし防火施設が正常に動作している場合は発火点から離れた2階のトイレで発見された5人の死者を含め被害を大幅に減らしたとの指摘も出ている。特に労働者が警察の調査で「工事前にガスの元栓を明らかに遮断した」と述べたが、警察は溶接の火花によって漏れたガスが爆発し、火災が起きたと警察は推定している。結局、手続きを無視して安全点検を怠った労働者のために数十人の人命被害を出したのだ。
◇安全マニュアルを守らなくて
現場で工事を管理・監督すべき責任者である工事監理も非常駐の1人だけが指定されていた。また火災が起きた当時、避難をしろという案内放送を聞いていないという証言が出て問題になっている。
現場から避難した金某(41)さんは「現場にいた人たちが煙を見て避難するように叫ぶ声を頼りに避難をした」「案内放送でどこに行けという指示もなかった」と述べた。
消防防災学科の教授は「密閉された地下空間で火災が起きた時の生存可能な時間は非常に短く、初期段階で迅速に非難しないと、大規模な人命被害につながりがち」とし「火災の死亡者の80%は有毒ガスによる窒息死であり、初期対応が重要である」と強調した。
一山消防署長は「死亡者は全員、煙による窒息死と確認された」「出口まで避難をしたが、脱出路を見つけることができず、結局、トイレで煙に遭ったと見ている」と明らかにした。
引用:ネイバーニュース/NEWSis
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=
shm&sid1=102&oid=003&aid=0005868142