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何故韓国人審判はブラジル行けなかったのか?
(前略)韓国サッカーは1986年メキシコ大会から2014ブラジルW杯まで8回連続本選進出に成功した。アジアサッカー界で圧倒的な記録である。しかし審判の代表として見れば韓国の地位はみすぼらしくなる。2014ブラジルW杯にアジア代表として選出された韓国の審判は一人もいない。一番継続してワールドカップに審判を輩出している国は日本だ。日本サッカー代表チームが1998年フランスワールドカップを通じて初めてW杯本大会を経験した瞬間から5回連続W杯本大会の審判を輩出した。
▲FIFA・トリオの制度の施行
韓国の審判が初めてW杯本大会に乗り出したのは1994アメリカW杯だ。パク・ヘヨン審判を皮切りに1998フランスW杯でチョン・ヨンヒョン審判が副審を務めており、2002韓日ワールドカップでは開催国の審判という点でキム・ヨンジュ審判がW杯本大会で初めて主審を務めて活躍した。2006ドイツW杯にはキム・テヨン審判が日本審判陣とチームを組んで参加し、2010南アフリカワールドカップではチョン・ヘサン審判が日本審判陣とチームを組んだ。
しかし、2014ブラジルW杯には韓国の審判が選出されなかった。5回連続出場の脈が途絶えたのだ。FIFAが3人1組で行われる審判陣の構成を同一言語を使う同一国籍の審判で構成するようにしたためだ。即ち、日本人の審判が中心に選択されれば、2人の副審は自然に日本人の審判が選出されるようになる方式である。このためアジアではウズベキスタン、バーレーン、オーストラリアの主審が3人1組で参加する。
▲韓国サッカー、人材の拡充が必要
2010南アフリカW杯に参加したチョンヘサン審判は「同じ国で同じ言語を使う審判陣を受け入れようという方向だ。審判たちの力量を育てなければならない。ワールドカップで主審を務めることのできる高い能力を持った審判を多く輩出しなければならない」と意見を寄せた。
W杯本大会を経験するのは選手だけでなく、審判にも大きな経験だ。チョン・ヘサン審判は「ワールドカップへ行ってきたら、すごく自信がついた。全世界のお祭りの中に多くの観衆、大きな反響の中での試合の審判を自分ができたからね。ワールドカップで高い水準の技量と速いスピードの競技を経験した後、国内に戻ってきたら判定を下す時に余裕を持って判断が下せるようになった」と述べた。
W杯本大会経験をした他国の審判が増えるほど格差は大きくなる。韓国人主審のワールドカップ本大会参加機会が今後切実なもう一つの理由だ。
▲先をいく日本の審判外交力
国内の審判の技量向上が最も重要な部分だが、個人の努力だけでは限界がある。アジアで審判のレベルが高い国は日本だ。ずっとワールドカップの舞台を踏んでいて、東南アジアで重要な試合の審判を海外から招待する場合、日本の主審が一番好まれている。
日本サッカー協会は政策的に審判の育成に努めている。ワールドカップ大会を開催すれば、次の大会に国家代表チームの本大会進出のためのプランとともに、審判を進出させるプロジェクトが同時に稼動される。大韓サッカー協会の場合、国家代表チームの後任監督の人選過程すら円滑でなかった。ワールドカップ審判の排出については具体的な計画や支援がなかった。
日本は審判のレベルを高めるための多角的な努力を展開している。欧州サッカー連盟(UEFA)との交流を通じて自国リーグを1ヶ月間研修で離れ、欧州の中位・下位リーグの実戦試合で主審経験を積む。この期間、欧州の主審を日本に呼んで審判交流を進めてお互いのノウハウをやりとりする活動が活発になっている。自然と国際的に日本の審判ネットワークが強化される環境である。アジアサッカー連盟審判委員会でも日本出身の勢力が増大し、影響力を高めている。
▲発展ための努力…ロシアに韓国人審判がいく
国内の審判の中でも国際的に最も大きな影響力を持っているクォン・ジョンチョルFIFA審判監督官はAFCの審判の講師としても活動中の権威者だ。権監督官は「今回のW杯に韓国主審が働けないのはとても残念だ」という立場とともに「国際的水準を備えた2~3人の韓国人が国際審判員の資格を最近認定された。2018ロシアのワールドカップでは韓国人の審判が選出されるだろう」とし肯定的な展望を示した。(引用はここまで)
引用:ネイバーニュース/フットボールリスト
http://sports.news.naver.com/sports/index.nhn?category=soccer&
ctg=news&mod=read&office_id=436&article_id=0000008836